top of page
  • 執筆者の写真毛利仁洋

インドの「2020-2021予算案」(3)

引き続き、成果を列挙しています。


・2014年から2019年の間、平均インフレ率は4.5%で平均経済成長率は7.4%。1950年代は4%、1980年代と1990年代は6%、過去20年間のインフレ率は年9%、2009年から2014年は年10.5%。

・2006年から2016年の間に2億7100万人が貧困から脱却した。

・世界5位の経済。

・外国からの直接投資は2014年から2019年までの間に2840億ドル。2009年から2014年は1900億ドル。

閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示

インドの「2020-2021予算案」(8)

農業関連の次は健康・水・衛生です。 ・2025年迄に結核を根絶する。 ・2024年までに各州及び連邦直轄領に2000の内科病院と300の外科病院をつくる。 ・健康医療部門に、6900億ルピーの予算をあてる。 ・クリーン・インディア・ミッションのために1230億ルピーの予算をあてる。 ・すべての家庭に水道を通すために3.6兆ルピーを予算を認可し、2020-2021には1150億ルピーを予算としてあて

インドの「2020-2021予算案」(7)

各論の第一は農業・灌漑及び地方開発です。 政府は2022年までに農家の所得を倍増する目標に取り組んでいる。 2020-2021の予算は2.83兆ルピーであり、内訳は、農業・灌漑に1.6兆ルピー、地方開発に1.23兆ルピーとなっている。 農業には漁業も含まれており、2025年までに漁獲輸出高を1兆ルピーに増やすという目標も掲げています。

インドの「2020-2021予算案」(6)

財務大臣は、演説の前段を、次のような言葉でまとめています。 本予算案はすべてのインド市民に「暮らしやすさ」を提供することを目的としている。先に紹介した3つのテーマ、「意欲的なインド」「経済的発展」「思いやりのある社会」は「暮らしやすさ」の花束の花々だ。この花束を持つということは、一方の手に汚職のない政策志向の統治、もう一方の手に透明性のある健全な金融部門を持つということだ。 そして、締めくくりに、

bottom of page